【佐賀】吉野ヶ里歴史公園にキャンプ場 2026年春開業へ
吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼市、吉野ヶ里町)に今春、体験型の複合施設「スノーピーク グラウンズ吉野ヶ里」が開業する。佐賀県とアウトドア用品メーカー「スノーピーク」(新潟県)が連携したプロジェクトで、九州最大級の160サイト(区画)を誇るキャンプ場や、弥生時代の建築物をモチーフにした宿泊施設などが整備され、泊まって歴史や自然を体感できる公園になる。
吉野ヶ里歴史公園は、国特別史跡・吉野ヶ里遺跡の保存と活用を目的に、2001年4月に開園した国営公園で、年間約70万人が訪れている。県は、さらに来場者を増やし、遺跡の歴史的価値を知ってもらおうと、プロジェクトに取り組んできた。
物見櫓モチーフのコテージや飲食店も
新たな複合施設は、公園の西側と北側の一角に整備され、面積は合わせて6ヘクタール。西側は、キャンプサイトをはじめ、物見櫓(ものみやぐら)をモチーフにしたコテージ3棟(定員4~7人)のほか、スノーピーク直営店やコーヒーチェーン「スターバックス」などの飲食テナントが出店する施設が整備される。
北側は、キャンプサイトのほか、竪穴住居をモチーフにしたキャビン6棟(同2~4人)も設けられ、脊振山系を望む景色を楽しめる。
施設は、民間資金を活用した公園整備事業「パークPFI」(公募設置管理制度)を県内で初めて採用。スノーピークの投資に加え、県が国の交付金などを活用しながら約30億円を投じている。飲食テナントの施設は3月、キャンプ関連施設は4月に開業予定だ。
県の小山由希子・政策総括監は「吉野ヶ里歴史公園は、佐賀の宝。日帰りでも、キャンプでも楽しめるようになるので、これまで訪れたことがない人にぜひ来てもらいたい」と話している。
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