【鹿児島】お寺とつながるアプリ開発 本願寺鹿児島別院
檀家(だんか)の減少など寺を取り巻く環境が厳しくなる中、本願寺鹿児島別院(鹿児島市)はデジタルツールを使って地域住民とのつながりを持つ取り組みを始めた。同院を訪れたり、行事に参加したりすると抽選で記念品が当たるスマートフォンアプリを開発。普段、寺になじみのない若者らへの訴求力を高める。
参拝や行事参加⇨抽選で記念品
アプリは「西本願寺かごしま倶楽部(クラブ)」で4月1日から公開すると、同25日までに約1200人がダウンロードしたという。同院の発信力の強化を図り、地域の活性化にもつなげようと2年ほど前からアプリ開発を検討してきた。
参拝後に境内に設けたQRコードを読み込んでスタンプをためたり、市内22か所に点在する別院の出張所を巡ったりすることでオリジナルグッズがもらえるほか、ヨガや写経など境内で行うイベントに参加できる。法要や盆踊りなどの行事に参加すると抽選券がもらえる。
地域のお店でサービスも
また、アプリ会員になることで天文館を中心とした地域の飲食店、衣料品店14店舗(4月10日現在)で割引などのサービスが受けられる特典も用意。利用者獲得を狙い、プロバスケットボールB2・鹿児島レブナイズとコラボして選手の直筆サイン入りグッズが当たるキャンペーンも4月に実施した。
鹿児島別院伝道教化部の暉峻(てるおか)康信部長は「社会構造が急速に変化していく世の中で、これまで以上に地域とのつながりが重要になってくる。お寺をより身近な存在として捉えてもらえる契機にしたい」と話した。
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