福岡県田川市魚町の風治八幡宮に伝わる「川渡り神幸祭」(県無形民俗文化財)が5月16、17日に行われる。地元では大神輿(みこし)の清掃などの準備作業が着々と進められており、同宮の関係者らが来場を呼び掛けている。
地元で準備着々
同宮によると、永禄年間(1558~70年)に流行した疫病の終息を祈願し、成就したお礼に始まったとされる。高さ12メートル超の山笠11基などが同宮とお旅所との間を2日かけて往復。彦山川を渡る勇壮な姿を見ようと、毎年20万人が訪れるという。
大神輿と山笠が一斉に川に入る最大の見所「山笠競演会」は16日午後4時20分から。同宮に戻る「川渡り」は17日午後1時半を予定している。川岸の有料観覧席(200席、3000円)は先着順で、購入者にはこの時期だけの御朱印が授与される。
飲食類の出店約220店が同宮周辺の大通りや路地に並ぶ。熱中症などに対応できる救急隊員や看護師が観覧席近くに常駐するほか、家族連れの来場に備え、授乳室なども設けるという。
同宮では準備作業が本格化。4月29日には、地元有志でつくる「みこしをかつぐ会」(杉原功一会長)が、金箔や漆塗りの大神輿(2トン)を倉庫から出したあと、ほこりをはけで丁寧に落とし、飾りの鈴などを布で磨いていた。
観覧席のチケットは同宮で販売中。問い合わせは同宮(0947-42-1135)へ。
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