障害のある子らに「夜の動物園」 福岡市が7月25日に開催

 福岡市は、市内在住で障害のある子どもと、その家族を対象に、市動物園を無料で貸し切る「ドリームナイト・アット・ザ・ズー」を7月25日午後5時半~7時半に開く。刺激に敏感な人に配慮した対策を講じ、誰でも安心して楽しめるよう環境を整える。

定員1200人 参加者募集中

 障害によって大きな音や光でパニックになる人がいることを踏まえ、耳を覆うイヤーマフや遮光グラスを貸し出す。このほか、パニックになった時に気持ちを落ち着かせる個室も設ける。刺激を受ける可能性がある場所や、トイレの場所をまとめた地図も配布する。

 障害の有無に関係なく施設やイベントを楽しんでもらおうと、市は昨年度から、障害がある未就学児とその家族を対象に、「マリンワールド海の中道」に招待する「ドリームナイト・アクアリウム」に取り組んできた。今年度は対象を高校生まで拡大し、市科学館のプラネタリウムでも実施する予定という。

 高島宗一郎市長は5月11日の定例記者会見で、「小学生でも中学生でも同じように障害を抱えている人がおり、同じように楽しみたいという声があった。家族そろって思い出ができ、意義があることだ」と話した。

 定員1200人(応募多数の場合は抽選)。市在住で、子どもが今年4月1日時点で17歳以下であることが条件。申し込みは6月5日までで、市のホームページから応募できる。


advertisement

この記事をシェアする