「聖地」松浦のアジフライが並ぶ自販機が登場 さかなを気軽に食卓に!

博多駅に設置されたアジフライの自動販売機

記事 INDEX

  • 地下鉄博多駅などに
  • 水揚げしてすぐ加工
  • 本社に食堂オープン

 福岡市地下鉄の博多駅や天神南駅に、冷凍アジフライなどが並ぶ自動販売機が登場しました。福岡市中央区長浜に本社を置く水産会社「三陽」が設置したもので、通勤客らの話題になっています。

地下鉄博多駅などに


アジフライの聖地で生産

 市内に設置されているのは計4台。地下鉄の博多駅、天神南駅、薬院駅のほか、三陽本社の入り口にもあります。

 販売しているのは、冷凍アジフライ(8枚で700円)、いかしゅうまい(6個で500円)など。アジフライは油で揚げて、しゅうまいは電子レンジで調理します。博多駅の筑紫口には、別の会社が設置した海鮮丼の具材などの自販機もあります。


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水揚げしてすぐ加工


松浦市にある加工場(提供:三陽)

 三陽は1991年設立。漁から養殖、加工、販売まで一貫して手掛ける水産会社として、新鮮な魚介類や冷凍加工品を卸販売しています。

 特にアジの取扱量は国内屈指といい、アジフライは大手飲食店チェーンや量販店などに流通。アジフライは海外で加工するケースが多いそうですが、三陽ではアジの漁獲量国内トップの松浦港(長崎県松浦市)にグループ会社の水産加工場を所有し、水揚げ直後に加工・冷凍します。このため、鮮度とうまみ、ほどよい弾力が感じられる商品ができるのだといいます。


水揚げ直後に加工するアジフライ(提供:三陽)

 会社の強みであるアジフライを消費者に直接手に取ってもらおうと、会社が昨年設立30年を迎えた節目に合わせ、自販機での取り扱いを始めることになりました。

本社に食堂オープン

 今年3月、松浦港と本社の2か所に自販機を置いたところ、売り上げは想定の3~4倍に達したといいます。これを受け、多くの人が行き交う福岡市地下鉄の3駅でも7月6日に販売を開始。初日から、ほぼ売り切れになる日が続いているそうです。


本社1階にオープンした三陽食堂(提供:三陽)

 さらに、7日には本社1階に「三陽食堂」もオープンしました。メニューは「アジフライ定食」(880円)や「アジのたたき丼定食」(880円)などで、ゴマサバは食べ放題で提供しています。


アジフライ定食(提供:三陽)

 三陽食堂の営業時間は午前11時30分~午後2時。土日・祝日と、福岡市鮮魚市場の休場日は休みです。

 同社は自販機をさらに増やしていく方針です。ジェネラルマネージャーの横山裕二さんは「こんなに売れるとは思っていませんでした。魚食文化が衰退しつつある中ですが、自販機で気軽に魚を食べる機会が増えれば」と期待しています。



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