観劇の後も楽しみがいっぱい
芝居を見た後も夢の世界が続くのが「平成中村座」です。芝居小屋の外には「二十軒長屋」といわれる店がずらりと並び、江戸の雰囲気を演出しています。かんざしや手ぬぐい、錫細工など伝統の技が光るものから、小倉銘菓や博多の豚骨ラーメンもあります。
なかでも注目は、江戸初期の小倉織を現代によみがえらせた「小倉 縞縞(しましま)」です。中村屋の角切銀杏や定式幕をモチーフにした特別な柄の小物が人気を集めていました。
ほかには、お茶席さながらに、一杯ずつ煎れるあたたかい焙じ茶や焙じ茶ラテ、シャンパンなどを用意する「万」も素敵です。観劇の余韻にひたりながら、ひと息つけます。
「平成中村座小倉城公演」のチケットは完売ですが、立ち見の当日券はあるようです。
「二十軒長屋」はチケットがなくても立ち寄れます。九州に初上陸した「平成中村座」の雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。