九州初スイーツも!博多駅に新ゾーン「いっぴん西通り」誕生

10月6日にオープンする「いっぴん西通り」(9月29日撮影)

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  • 九州最大の駅にて
  • 全国初・九州初も
  • “いっぴん”ぞろい

 福岡市の博多駅ビル・JR博多シティ内に10月6日、新たな食のゾーン「いっぴん西通り」が誕生します。スイーツを中心に、全国初・九州初を含む7店をそろえ、既存の「いっぴん通り」などとともに、駅利用者の土産需要や日常使いに応えます。

九州最大の駅にて

 いっぴん西通りが開業するのは、ビル1階に位置するJR九州博多駅構内です。以前はドラッグイレブンとJR九州の旅行の窓口が入っていた区画で、ドラッグイレブンが売り場を縮小して再入居するほか、スイーツとコーヒーの計6店が登場します。


開業の準備が進められている「いっぴん西通り」(9月29日撮影)

 博多駅は、1日あたりの利用客数が約40万人を数える九州最大の駅。いっぴん西通りは在来線、新幹線の改札口にほど近く、今回、多彩な「食」をそろえて、多くの利用客らの需要を取り込みたい考えです。


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全国初・九州初も

 いっぴん西通りの7店のうち、1店は全国初、2店は九州初出店。また、2店は期間限定のポップアップショップです。ラインアップは次の通りです。

(各店の画像はいずれもJR博多シティ提供)


アイムリリー(洋菓子)【全国初】

 銘菓「九十九島せんぺい」で知られる九十九島グループ(長崎県佐世保市)が、東京駅などで人気スイーツを販売するシュクレイ(東京)と共同開発した新ブランド。「木の実とバターのお菓子」をテーマに、ピスタチオやバターを使ったチュイールサンドなど、風味・食感にこだわった新しい博多土産を提案する。


バターズ(洋菓子)【九州初】

 北海道産バターを使い、食感豊かに焼き上げたクラフトバターケーキやバターサンドイッチなどをそろえる。バターの製造過程で生まれる副産物まで丁寧に使用した、サステナブルな商品作りも特徴。


チーズ ケイベリィ 東京(熟成チーズ菓子)【九州初】

 東京・江戸川に本店を構える。イタリアの産地指定チーズ「パルミジャーノ レッジャーノ」や「ゴルゴンゾーラ」を使用した、深みある熟成チーズの味わいが楽しめるスイーツを販売。


三日月屋(クロワッサン)

 厳選された素材を熟練した職人が一つ一つハンドメイドで作る、外はパリッと中はもっちりとしたクロワッサン。焼き立てのおいしさをそのままに、贈り物にも。


ブルーボトルコーヒー(コーヒー)《期間限定》

 米国発祥のスペシャルティーコーヒーブランド。国内で自家焙煎(ばいせん)したコーヒー豆やドリンクをはじめ、コーヒー抽出器具やマグカップ、トートバッグなどオリジナルアイテムを販売する。11月27日まで。


ジャック(フランス菓子)《期間限定》

 福岡市に本店を構える洋菓子店。上品で洗練されたフランス菓子が人気。10月12日まで。


ドラッグイレブン(ドラッグストア)

 医薬品や健康食品、化粧品、日用雑貨、食品などを幅広く品ぞろえ。※10月5日オープン。

“いっぴん”ぞろい

 なお、博多駅構内には、2011年から「いっぴん通り」があります。同年の博多シティ開業時に設けられた物販ゾーンで、19年9月に増床。弁当やパン、スイーツなどを扱う21店が営業しています。


多くの利用客でにぎわう「いっぴん通り」

 今回の「いっぴん西通り」の開業に合わせ、「元祖 博多めんたい重」やスイーツなどの5店が集まるゾーンも「いっぴん東通り」と命名されました。いっぴん東通りにも10月3日、新たに「京やきぐり比沙家(ひさや)」がオープンするなど、多彩な“逸品”がそろいます。西通りの開業で、自分用やプレゼント用にと、選ぶ楽しみがさらに広がりそうです。


「いっぴん東通り」と「いっぴん西通り」の位置(提供:JR博多シティ)


 JR博多シティの広報担当者は「新業態や九州初登場のお店もそろうので、九州に住む方々のお持たせやごほうび需要、旅行される方々の土産などに幅広く利用してほしい」と話しています。


 公式サイトでは、各店のオープン記念特典なども紹介しています。


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