「博多屋台パスポート」が登場 お得に!気軽に!巡ってみよう

「博多屋台パスポート」をPRする運営チームの田中代表(左)と福岡市移動飲食業組合の迎さん

記事 INDEX

  • 不安に応える一冊
  • 屋台の大将も賛同
  • CFなら1冊800円

 この一冊であなたも福岡の屋台通に!?――。福岡市内の企業2社がタッグを組み、厳選した屋台の情報をまとめたガイドブック「博多屋台PASSPORT(パスポート)」をつくりました。割引クーポンやドリンク無料券などの特典つきで、7月30日までクラウドファンディング(CF)サイト「Makuake」で購入者を募っています。

不安に応える一冊

 福岡の名物として知られる屋台ですが、「どこに行けばいいの?」「ルールや注文方法がわからない」といった声も聞かれるそうです。こうした不安を解消し、気軽に屋台巡りを楽しんでもらおうと、動画マーケティング会社「JAM」と食品関連会社「ヒカリテラス合同会社」が運営チームをつくり、屋台パスポートを企画しました。


長浜エリアの屋台

 パスポートはA5判・約80ページで、中洲・天神・長浜の各エリアから「博多屋台 よっちゃん」「屋台屋 ぴょんきち」「長浜屋台 長浜市民球場」など個性豊かな30軒あまりを掲載。初めてでも入りやすく、地元の人に愛されている店ばかりで、それぞれの屋台で用意している特典のほか、店主の思いや人気メニュー、マップなどを紹介します。


屋台巡りにピッタリな一冊


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屋台の大将も賛同

 福岡市移動飲食業組合長で、「博多っ子純情屋台 喜柳」の2代目大将・迎敬之さんは企画に賛同する一人。「(チームの)熱意を感じて一緒に取り組むことにしました。いろんな店を経験できるチャンスなので、屋台の伝統と文化に触れてもらいたい」と語ります。


屋台で料理の腕を振るう迎さん


CFなら1冊800円

 CFでは、パスポート1冊のみの800円から、もつ鍋や明太子といった博多名物の返礼品が加わる様々なコースを用意しています。パスポートは、掲載店でサインやスタンプを集めると、景品が当たる楽しみもあります。有効期限は2025年8月8日から1年間で、CF終了後は書店での販売(税込み1000円を予定)も計画しています。


屋台パスポートのPR画像(運営チーム提供)

 パスポート運営チームの田中健介代表は「"食でつながる"をコンセプトに活動する中で、屋台の魅力にひかれました。地元の若者があまり屋台に行かない現状も耳にしたので、パスポートを使って博多の文化を体感してほしい」と呼びかけています。



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