【長崎】ミッフィーと旅して ラッピング観光バスが登場

 長崎自動車(長崎バス、長崎市)は、バス5台をハウステンボス(長崎県佐世保市)のオリジナルデザインのミッフィーでラッピングし、長崎市内で「ながさき観光ルートバス」として運行を始めた。このうち1台は電気自動車(EV)を導入し、環境に配慮した次世代の公共交通を掲げる。

グラバー園など観光地を結ぶ


ラッピングバスの前で話すハウステンボスの高村社長。ミッフィーはⓒMercis bv

 長崎自動車の創立90周年に合わせて企画され、バスのラッピングは2種類。オランダ国旗を持った大きなミッフィーが描かれたり、ハウステンボスにあるエリア「ミッフィー・ワンダースクエア」の世界観が表現されたりしている。

 走行中に二酸化炭素を排出しないEVバスは、長崎自動車が国の事業を活用し、新たに購入した。エンジンが必要なく、通常のバスよりも約30センチ高い上部にバッテリーの一部が内蔵されていることから、車内に段差がなく、車内事故を防ぐことができるという。

 4月24日には、両社の社長や平田研知事、鈴木史朗・長崎市長らが出席し、出発式が行われた。

 長崎自動車の森田誠社長は「ニューヨークタイムズ紙の『2026年に行くべき52か所』に長崎が選ばれた今、県北のハウステンボスと県南の長崎バスが手を携え、新しい観光振興のシンボルになりたい」と話した。ハウステンボスの高村耕太郎社長は「ミッフィーの幸せでかわいい雰囲気を長崎に拡大したいと長崎バスに提案し、快諾していただいた。観光客はもちろん、県民にも笑顔が広がってほしい」と期待した。

 式典後に関係者をEVバスに乗せて走行した運転手は「なめらかな走りで音も小さく、運転が快適」と印象を語った。

 ながさき観光ルートバスは土日祝日、グラバー園から長崎原爆資料館までの市内の主要な観光地を結び、30分おきに運行している。初乗り運賃は大人190円、子ども100円。


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