北九州ゆかりの松本零士さんが公式サイトで近況を発信

記事 INDEX

  • 零時社が公式サイトを開設
  • 復活への決意や近況の報告
  • 北九州の街を彩る松本作品

 北九州にゆかりのある漫画家・松本零士さんが所属するプロダクション「零時社」が公式ウェブサイトを開設し、体調を一時崩した松本さんが近況を報告しています。今回は、この公式サイトと、松本さんの人気キャラクターが描かれた北九州市の「デザインマンホール」を紹介します。


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82歳の誕生日にサイトを開設


零時社の公式ウェブサイトのトップ画像(C)松本零士/零時社

 松本さんは2019年11月、自身の作品の記念イベントに出席するためイタリアを訪問し、そこで体調を崩して現地の病院に緊急搬送されました。12月に帰国したあと、順調に回復したことをファンや関係者に伝えたいという本人の希望もあり、82歳の誕生日を迎えた2020年1月25日、零時社の公式サイトが開設されました。

 サイトでは、松本さんのメッセージが紹介されています。

皆様
様々な報道がされておりましたが、私はいたって元気であります。日本に戻ってから、改めて隅々まで検査しましたが、食事や日々の生活を変える必要もないぐらい健康体だと太鼓判を押されました!どうぞご安心ください。入院期間が長かったため筋力がやや落ちたようで、今はゆっくり筋トレをしながら、一日も早く復帰できるようにがんばってます。
(2020年 1月25日 松本零士)=零時社の公式サイトより抜粋=

 公式ツイッターの内容もサイトで確認できます。
 新型コロナウイルスの感染が急拡大したイタリアの病院に感謝の気持ちを込めてチャリティーオークションの色紙を寄せたことや、疫病を封じると伝わる妖怪「アマビエ」のイラストを描いたことなど、松本さんの元気な様子が更新されています。


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市街地に彩り添える松本作品

 松本さんは福岡県久留米市で生まれ、幼少期から漫画家として上京するまでを小倉市(現・北九州市)で過ごしました。北九州市漫画ミュージアム(小倉北区)の名誉館長を務め、JR小倉駅前にあるキャラクターのオブジェ、画像がラッピングされたモノレールなど、北九州の随所で松本作品に出会えます。まち歩きを楽しみながらキャラクターを探す「デザインマンホール巡り」も人気です。




デザインマンホール
地域の特色やシンボルをカラフルな塗装で表現したマンホールの蓋。下水道への関心やイメージを高める目的で、各自治体の下水道担当部局が取り組みを進めている。独自のデザインを施した"ご当地"のマンホールカードも各地で作られ、「マンホーラー」「蓋女(ふたじょ)」と呼ばれる熱心なファンがいる。


 メーテル、星野鉄郎、車掌、キャプテンハーロック――。小倉駅周辺9か所と北九州空港の計10か所に、松本さんの代表作「銀河鉄道999」や「宇宙海賊キャプテンハーロック」などのキャラクターが描かれたデザインマンホールが設置されています。


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下水道100周年のマンホール

 北九州市の下水道は2018年に事業開始から100年を迎えました。下水道への理解を改めて深めてもらおうと、北九州市は小学生を対象にしたポスターコンテスト、カヌーによる川下りなど約20の事業を企画しました。北九州らしさをアピールできる松本作品のデザインマンホールも、記念事業の一環で制作されました。


小倉駅の公共連絡通路に設置されている案内板


 小倉駅東側の公共連絡通路に案内板もあり、どの場所にどのようなマンホールがあるのかが一目で分かります。



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