若い視点で魅力を再発見!門司港のフォトスポットマップ完成

完成したフォトスポットマップ(画像はいずれも北九州市提供)

記事 INDEX

  • 学生発案で制作スタート
  • 「ほのめく灯りの散歩道」
  • 若者たちの参画に期待!

 北九州市は市内の大学生の提案をきっかけに、夜の門司港の「写真映え」ポイントなどを紹介するフォトスポットマップ「ほのめく灯(あか)りの散歩道」(A4判)を制作しました。門司港レトロ地区の代表的な建築物だけでなく、港町の"日常"に溶け込んだ場所をピックアップするなど、"若者目線"の計10か所を紹介しています。

学生発案で制作スタート

 マップ作りは、若者が主体となって地域課題の解決に取り組んでもらう市のプロジェクトで、学生から「門司港の路地を提灯(ちょうちん)などでライトアップして、魅力的な観光空間を創出する」という提案が出されたことが契機となりました。


各スポットを地図上に番号で示し、写真とともに紹介している


 門司港レトロ地区の観光回遊拠点となっている「モノはうす」を運営する北九州市立大の学生と協力し、門司みなと祭(5月24、25日)の記念企画として4月から制作を始めました。


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「ほのめく灯りの散歩道」


㊧門司港のシンボル「門司港駅」 ㊨昼夜を問わず魅力的な「栄小路」

 マップには「門司港駅」や「栄小路」といった代表的なスポットのほか、普段は見過ごされがちな「門司生涯学習センター駐車場の塀」「モノはうすの裏側」など、学生がまち歩きをして見つけ出した、若者の感性が光る計10か所を写真や案内文とともに示しています。


㊧「門司生涯学習センター駐車場の塀」㊨門司みなと祭でライトアップされた「モノはうすの裏側」

若者たちの参画に期待!

 門司区役所総務企画課の荒木昌文・戦略係長は「夕食や飲み会など『ナイトエコノミー』の活性化につなげるとともに、学生たちの提案をカタチにできたことで、若者が積極的にまちづくりに関わるきっかけになればうれしい」と期待しています。


1931年に建てられた料亭「三宜楼」


 マップは栄町商店街や門司港駅観光案内所などで無料で入手できます。門司区役所のホームページからダウンロードも可能です。問い合わせは同課(093-331-2252)へ。


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