海と陸をつなぐ階段 繁栄の歴史を今に伝える豊前市・八屋漁港の堤防

 まるでパズルゲーム「テトリス」の画面のようだ。福岡県豊前市の八屋漁港には、その閑散とした雰囲気に似つかわしくない重厚な堤防があり、複数の階段や船の係留柱が並んでいる。



 同市の求菩提資料館によると、周辺は江戸時代後期まで「鵜(う)の洲(しま)」と呼ばれる湿地だった。小倉藩が1828年(文政11年)、近くに宇島港を築き、年貢米の運送拠点や漁業基地として栄えた。明治時代の後期には鉄道が敷かれ、筑豊地方からの石炭などが積み出されたという。


 ファインダー越しに見ると、神殿の遺跡のようにも見える。船の往来が盛んだった頃の港は、きっと多くの人でにぎわったのだろう。往時の情景を想像した。



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