「マチトトモニ」 ステーションホテル小倉のBBQが新様式でスタート

ガーデンバーベキューで提供される串料理

 JR九州ステーションホテル小倉(北九州市小倉北区)で、夏恒例のガーデンバーベキューが始まりました。新型コロナウイルスの影響で、6月29日からと例年より約2か月遅れのスタートです。ホテルは「ウィズ・コロナ」の生活様式に沿った新たなサービスを提供しようと取り組んでいます。


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開放的な屋上でバーベキュー

 ガーデンバーベキューの会場は屋上の開放的なテラス席。北九州の臨海部に広がる工場夜景を眺めることもできます。各テーブルの間隔はソーシャルディスタンスを意識して広くとられ、消毒液やビニール手袋も各テーブルに備え付けられています。


コンロで串料理などを焼いて楽しむ

 テーブルの脇に設置されたコンロで、厚切りポークやハンバーグ、タンドリーチキンといったバーベキュー串のほか、牛肉、ホタテ貝、野菜などを焼いていくスタイルです。オードブルの盛り合わせは個別に提供され、トングも一人にひとつずつ用意。生ビールやハイボール、焼酎、ソフトドリンクなどが飲み放題で、黒ベーコンやモツ煮込みなども追加料金で楽しめます。


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宴会・デリバリーの新メニューも

 新しい様式に基づく宴会料理も登場しました。これまで人気だったビュッフェスタイルではなく、個別提供による洋風・和洋会席を用意しています。外出自粛期間中に広がった「お店の味を自宅で楽しみたい」という需要に引き続き応えるため、テイクアウトメニューの拡充も図りました。


ステイホームプランの一例

 ホテルメイドの国産牛ビーフカレー(税込み1600円)などを井筒屋の北九州限定宅配サービス「デリキタ」で販売。オードブルにメイン料理、焼き菓子やホールケーキまでついた8月31日までの限定セット・ホテルシェフメイドの「ステイホームプラン」は、ホテルでの引き取りのほか、宅配も可能です。


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窓明かりで感謝のメッセージ

 JR九州ステーションホテル小倉では、新型コロナウイルスの感染拡大と闘う医療従事者や関係者に感謝と応援の気持ちを表すため、ホテルの窓明かりで「アリガトウ」(6月1日)、「ファイト!」(6月8日)、「SMILE!」(6月24日)と、メッセージを伝えてきました。4回目となった6月26日には、サッカーJ2・ギラヴァンツ北九州のJリーグ加盟10周年企画「【With!!KITAKYUSHU】~この北九州(まち)プロジェクト~」 の第1弾として、「マチトトモニ」の文字を灯しました。


「マチトトモニ」の文字が窓に灯るホテル

 ウィンドーイルミネーションの企画は6月で終了しましたが、黒木俊彦社長は「難しい環境の中で頑張っている方はまだたくさんいます。街と、街のみなさんと一緒に厳しい状況を乗り越えて行こうという思いを共有できれば」と話しています。


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