博多祇園山笠、各流の標題を発表 一番山笠は恵比須流

博多祇園山笠振興会は2日、今年の各流(ながれ)の舁(か)き山と飾り山の標題を発表した。一番山笠は恵比須流が務める。 街中を走る七つの舁き山は、日本の歴史を題材にしたものや、新型コロナウイルスからの復活の願いが込められたものなど、各流が趣向を凝らしている。7月1日から公開される飾り山には、人気アニメや福岡市で来年開催される世界水泳選手権にちなんだものも。「走る飾り山」として知られる「上川端通」は追い山などにも登場する。 2日は、山笠の発祥地とされる福岡市博多区の承天寺で、祭りの無事奉納を祈る「夏祈祷(きとう)」が行われた。蛇腹状の経典をばらばらとめくりながら読む「転読(てんどく)」が特徴で、関係者ら約30人が真剣な面持ちで聞き入っていた。 各流の舁き山・飾り山の標題 ※〈1〉舁き山〈2〉...

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