<あの日>若戸大橋が開通/1962年9月27日

開通当時の若戸大橋

 1962年9月27日、福岡県の旧若松、戸畑の両市を結ぶ若戸大橋が開通した。

 日本道路公団が51億円をかけて建設。全長約2.1キロで、吊(つ)り橋を支える二つの主塔の距離が当時日本最長の367メートルあり、「東洋一の夢のつり橋」と称された。

 当初は2車線だったが、交通量の増加に伴い1990年に歩道を廃止して4車線化。2018年には通行無料となった。

 国内初の本格的な長大吊り橋としての重要性や、建設時に培った技術がほかの多くの橋の建設に生かされたことなどが評価され、今年2月に国の重要文化財(建造物)に指定された。


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