「生きているだから僕らはトイレする」TOTOトイレ川柳

 TOTOは毎年恒例のトイレをテーマにした「トイレ川柳」の入選作品を発表した。今年の最優秀賞に輝いたのは「生きている だから僕らは トイレする」。ロシアによるウクライナ侵略など世界情勢を踏まえ、審査員のコピーライター、仲畑貴志氏は「何も起こらない平凡な日常がいかに得難いものか。象徴のような大切な景色」と選評した。

 トイレ川柳は18回目で3万2755点の応募があった。「嬉(うれ)しい」賞には、子どもの成長を喜ぶ「子の後の 綺麗(きれい)なトイレ 知る成長」を選んだ。優秀賞には、ほほえましい親子の会話から「子が自慢 『ママもトイレも キレイだよ』」など9作品。このほか佳作には「本読める 新聞読める 無になれる」など20作品が選ばれた。

 TOTOは入賞20作品(佳作除く)を印刷したトイレットぺーパー(税込み350円)を11月10日から全国の書店などで販売する。


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