福岡県田川市の県立大などを会場とする地域住民の学びの場「筑豊市民大学」が5月25日、コロナ禍を経て5年ぶりに再開する。「教養講座」「ヘルシーエイジング」「中高年里山歩き」「歴史を辿(たど)る会」の四つの年間講座を設け、受講生を募っている。
5月25日に開講式
住民有志でつくる委員会が年間プログラムを設定するなどしてボランティアで運営し、同大教員らが講師を務める。休止前の2019年度は筑豊地域を中心に約190人が受講した。
今年度は25日に県立大で開講式を行い、教養講座では米大統領選やAI(人工知能)、東日本大震災後の避難生活などをテーマに取り上げる。ヘルシーエイジングでは健康的な食生活や笑いの効用などについて学ぶ。
月1回程度。受講料は年間1万円で、複数を受講する場合は1講座につき3000円追加(学生は割引)。定員はない。
問い合わせは、筑豊市民大学(080-8372-5240)へ。