福岡県大牟田市の大牟田文化会館にあるプラネタリウムが5月5日、改装オープンした。
ゆったりとした客席、デジタル式投影機を導入
同館のプラネタリウムは、1986年の開館時から38年間続いてきた。既存の光学式の投影機は老朽化に加え、部品の製造が終了して修理が難しくなったため、市は昨年度、デジタル式の投影機に交換するなど施設を改修した。
ゆったりとした空間でプラネタリウムを楽しんでもらうため、客席をこれまでの120席から77席に減らしたほか、客席の前方にオープンスペースを設けてコンサートなどが開催できるようにした。
2日に関係者を招いてオープニングセレモニーと試写会が開かれた。関好孝市長が「子どもから大人まで楽しんでほしい」とあいさつし、約20分間、コンピューターグラフィックで投影された大牟田市内の夜の様子などを楽しんだ。
一般公開は6月15日から。問い合わせは同館(0944-55-3131)へ。