妊産婦や新生児の食生活を支援しようと、福岡県香春町が1月から、地元産の米5キロを毎月、対象世帯に無料で提供する取り組みを始めた。少子化に歯止めをかける狙いもあり、鶴我繁和町長は「子どもを安心して産み、育てられる環境を整えたい」と話している。
少子化に歯止めを
町によると、対象は、妊娠届を提出した妊婦か、1歳までの新生児を育てる産婦がいる世帯。米は、栄養分を考慮して精米した地元米「金芽米」。毎月上旬に配送することで、妊産婦の孤立化の解消も期待できるという。
同町の出生数は2021年度に57人だったが、24年度は29人まで減少。著しい少子化に歯止めをかけ、子育てしやすい環境を整えようと企画した。今月は60世帯が対象になる。
今春のオープンに向けて整備中の町の子育て支援施設「かぱる」で1月15日、取り組みの開始式を開催。鶴我町長から、6月に4人目を出産予定の手島順也さん(42)、美菜さん(36)夫婦に米がプレゼントされた。
手島さんは「子どもの成長につれて食べる量も多くなっているので、とてもありがたい」と笑顔。鶴我町長は「さらに子育て支援を充実させたい」と話した。
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