公用車に住民の「好きな漢字」 遠賀町制60年記念で
福岡県遠賀町の住民らが好きな漢字などを記したシール約1200枚を貼った公用車の出発式が、町中央公民館前駐車場で行われた。
車体に「笑」や「繋」のシール
来年4月の町制施行60年を記念して町が企画。町内の小学校などに呼びかけ、好きな漢字や同町を表す漢字を一文字ずつ、直径8センチの青い円形シールに書いてもらった。
シールには町名から取った「遠」や「賀」のほか「明」「笑」など様々な漢字が記され、公用車のワゴン車の前後や側面にびっしりと貼られた。
10月29日の出発式では古野修町長が「繋(つなぐ)」と書いた最後の1枚を貼り、「町内外を回るので、みなさんの思いが詰まったこの車を見かけたら手を振ってください」と述べた。車は職員の出張などに使われる。