福岡県香春町の特産、たけのこを採れたて、ゆでたてで販売する「たけのこ祭り」が道の駅香春で4月5日に始まった。12、13日と19、20日にも開かれる。パック入りのたけのこご飯も用意し、いずれも「なくなり次第終了」となる。
昨春は、たけのこが全国的に不作だった。香春町も例外ではなく、今年も生育が遅く収穫量が少なかったため、3月下旬の祭り開催は見送り、4月のスタートとなった。
6日は午前6時半頃から、生産農家や道の駅職員らが集まり準備を始めた。このうち男性5人が、たけのこの皮をはぎ、硬い根元などを包丁で削ったり、形を整えて水洗いしたりと、手際よく作業を進めていた。
穂先の皮をスパッと切り落とし、たけのこの根元に割れ目を入れるのには、「はみきり」と呼ばれる農具を使用。準備が終わったたけのこを順番に大釜で約30分ゆでて販売し、午前中には売り切れるほどの人気だった。
問い合わせは、道の駅香春(0947-32-8727)へ。