働く人の個性を尊重!イオン九州が身だしなみ基準を緩和

2024.03.04

 イオン九州は3月1日から、従業員の髪の色やアクセサリーなど身だしなみに関する社内基準を緩和した。衛生面などに留意しながら働き手の個性を尊重することで多様な人材の確保につなげる狙いがあり、ドラッグストアを展開する子会社を含めた全従業員約3万人を対象とする。

TPOで従業員が判断

 例えば、従来は「黒」や「茶色」と定めていた髪の色の制限をなくし、禁止していたネックレスなどアクセサリーの着用も認める。色などを制限していた服装は、「TPO(時と場所、場合)を意識し、従業員が自ら判断」に変えた。

 従業員側が約1年前の労使交渉で要望して協議し、実現した。ただ、生鮮食品を扱う部門では、衛生の観点から一定の規制を残す。


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