福岡県川崎町のJR豊前川崎駅前に立つ石像「平和と繁栄を祈念する像」が刷新され、除幕式が行われた。
石像は古代ギリシャ彫刻「ミロのビーナス」のような形で、高さは台座を含め約3メートル。町によると、作者や制作の経緯は不明だが、旧銘板には1965年の制作とする記述と、当時の町議会議長で豊前川崎商工会議所会頭などを歴任した畠中仁氏（故人）の名前が刻まれていたという。
美しく整えられ、除幕された像
近年は劣化が目立つようになり、町と同商議所が刷新に向けて昨夏から募金活動を展開。約60万円の寄付が集まり、費用約300万円の一部に充てた。
2月28日の除幕式には約30人が出席。同商議所の菅原潔会頭は「（石像が）平和をもたらす存在であってほしい」と語った。
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