障害物を跳び越えたり、登ったりしてスピードやダイナミックさを競う都市型スポーツ「パルクール」の世界選手権が11月、北九州市小倉北区の勝山公園で開催される見込みとなった。福岡県が5月22日、日本体操協会が国際体操連盟に同市での開催を申請したと発表した。
パルクールの世界選手権は第1回大会が2022年に東京で開催され、今回が2回目。5月末の同連盟での承認を経て正式決定する。
大会では勝山公園内に特設会場を設け、コースに設置した障害物を越えながらタイムを競う「スピード」と、壁を蹴って空中回転するなど自由に演技を行う「フリースタイル」の男女2種目が行われる予定となっている。
服部誠太郎知事は「(北九州市で21年の)世界体操・新体操選手権を開催した実績が評価された」と歓迎するコメントを出した。