福岡県飯塚市の特産品などを紹介する「『いいづかブランド』魅力発信フェア」が1月30日、福岡市中央区の読売新聞西部本社で開かれた。
飯塚市は、市内の中小企業・事業者がつくる優れた地域資源や製品を「いいづかブランド」として認定し、販路拡大の支援や、商品を通じた市のPRに取り組んでいる。2021年度の創設から、24年度までに計35品が選ばれている。
この日は、認定されたコーヒーや甘酒、弁当などのほか、新鮮な野菜も並び、訪れた人たちが次々と手に取っていた。「ながのばあちゃん」の愛称で親しまれる食品加工団体「野々実会」代表の長野路代さん(94)も、無添加の手作り調味料などを販売した。
会場では、飯塚市の観光パンフレットや、2~3月に市内に多くのひな人形が飾られる「いいづか雛(ひいな)のまつり」のチラシも配布。市特産品振興・ふるさと応援課の上田智之課長補佐は「ぜひ飯塚に来て、観光も楽しみながら『いいづかブランド』の製品を手に取ってもらいたい」と話していた。