「ふっかつの北九州市」 にぎわい創出へキャンペーン展開

2025.02.17

 北九州市などは2月14日、「ふっかつの北九州市」と銘打ったキャンペーンを始めた。同市では2024年、市内への転入者が転出者を上回り、60年ぶりに「転入超過」に転じた。キャンペーンを通じて市民や企業に明るい兆しを知ってもらい、官民一体で街のにぎわい創出につなげたい考えだ。

「転入超過」で躍進へ

 同市の24年の転入者数は4万2573人で、転出者数の4万2081人を492人上回った。20~30歳代の若年層の流出が抑制された形で、市は企業誘致による雇用創出や子育て支援などを要因に挙げている。


鏡割りで祝う武内市長(左から2人目)ら


 キャンペーンは市と商工会議所が主催し、期間は24年度末まで。3月下旬に航空券や液晶テレビが当たる抽選会を行うほか、企業などと連携したイベントが計画されている。


 同日、JR小倉駅で開催されたイベントには、武内和久市長や商議所の津田純嗣会頭らが出席。武内市長は「みんなで力と心を合わせ、躍進していく北九州市を一緒につくっていきましょう」と呼びかけた。


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