福岡県内で「百日咳」増加傾向 乳幼児の重症化に注意!

 福岡県は4月17日、激しい咳(せき)を引き起こす「百日咳」について、7~13日の1週間の患者数が68人だったと発表した。2025年の報告数は計376人と増加傾向にあり、過去5年間では最も多くなっている。

 百日咳は主に咳やくしゃみなどの飛沫(ひまつ)で広がり、乳幼児は重症化しやすく特に注意が必要だ。県はワクチンでの予防や咳エチケットなどの感染対策を呼びかけている。

 また、新型コロナウイルスの患者数も公表した。感染症法や国の要綱の改正に伴い、県内で発生を報告する医療機関は122となり、1機関あたりの患者数は1.5人と報告された。

福岡県が発表している感染症情報▶感染症の流行状況


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