世界遺産の魅力を体感 11月に中間で「ヘリテージフェス」

 福岡県中間市などは、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録10年を記念し、「なかまヘリテージフェス」を11月26~30日を中心に同市と周辺で開く。

「ポンプ室」一部を特別公開


世界文化遺産登録から10年となった「遠賀川水源地ポンプ室」

 同市の構成資産「遠賀川水源地ポンプ室」など近代化遺産の魅力を楽しむイベントで、同30日には、通常は非公開のポンプ室の敷地と室内のそれぞれ一部が特別公開される。一般への敷地の公開は3年ぶり、建物内の公開は遺産登録以降で初めて。3回に分けて計105人程度を募集している。

街歩きやバスツアーも

 このほか、ポンプ室と直方市の近代建築群を巡る街歩き、ポンプ室と北九州市八幡東区の官営八幡製鉄所旧本事務所などを巡るバスツアー、石炭輸送の大動脈だった運河「堀川」に入って江戸時代のノミ跡が残る岩肌などを見学する企画などを予定している。

 ほとんどの企画の申し込み期限は11月10日で、いずれも無料。中間市が運営するサイト「中間市観光案内」を利用するか、電話で市地域交流センター(093-245-4665)へ。


advertisement

この記事をシェアする