【佐賀】バルーンフェスタ 11月2日開幕 3年ぶり有観客

80万人来場見込み

 佐賀インターナショナルバルーンフェスタは11月2日、佐賀市の嘉瀬川河川敷を主会場に開幕する。3年ぶりの有観客開催で、6日までの期間中、80万人の来場を見込んでいる。


2019年のバルーンフェスタの様子

 競技飛行は各日午前7時からと午後3時からの2回(6日は午前のみ)行われ、「マーカー」と呼ばれる重りを落とし、目標までの距離を競う。河川敷からの一斉離陸や外から飛来する「フライ・イン」など、種目は気象状況に応じて直前に決められる。

 会場では午前9時から、動物を模した変形気球などが並ぶ「バルーンファンタジア」を実施。5、6日の午後6時半からは、熱気球をライトアップする「夜間係留」も行う。特産品販売や飲食ブースの出店、ステージイベントもある。

 周辺を含めて最大6000台分の駐車場を用意したほか、会場近くにはJR長崎線の臨時駅「バルーンさが駅」を開設する。韓国ソウルで発生した雑踏事故を踏まえ、市観光振興課は「会場は十分に広いが、特に駅周辺は混雑が予想される。落ち着いて行動してほしい」と呼びかけている。


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