【鹿児島】シェラトン鹿児島がオープン 国内9か所目
外資系ホテル「シェラトン鹿児島」が5月16日、鹿児島市中心部にオープンした。シェラトンのホテルは国内9か所目で、鹿児島市内では初の外資系ホテルとなる。地元の観光業界は、欧米豪からの観光客誘致につなげたい考えだ。
シェラトン鹿児島は、JR鹿児島中央駅や繁華街の天文館から1キロ余りで、複合施設「キラメキテラス」の中核施設。地上19階建てで客室は228室あり、温泉や宴会場、会議室を備える。
5階には温泉の足湯と大浴場があり、宿泊者とスパの利用客のみが入ることができる。フィットネスも完備されており、長期滞在でも快適に過ごすことができる。
宿泊料は1泊2人3万4180円(税・サービス料込み)からで、最上階レストランから望む桜島の風景などを目玉にしている。商社の南国殖産(鹿児島市)の子会社が運営する。
開業セレモニーが行われ、塩田康一知事は「鹿児島の魅力をシェラトンから全世界に発信してもらい、(鹿児島の)観光発展に寄与してほしい」と期待を込めた。