【宮崎】「ツール・ド・九州」に延岡―佐伯コース新設へ

 自転車の国際ロードレース「ツール・ド・九州」の2025年大会のうち、初めて開催される「宮崎・大分ステージ」が、延岡市―大分県佐伯市間で行われることになった。大会を主催する一般社団法人ツール・ド・九州などが11月30日、宮崎県の延岡市役所で記者会見を開き、明らかにした。

2025年大会 最終日の150キロ前後


2025年大会に向けて意気込む堀江理事長(左端)、読谷山市長(左から3人目)、山崎副市長(同4人目)ら

 同法人によると、3回目となる25年大会は従来の福岡、熊本、大分県に加え、新たに宮崎、長崎県を含めた計5県で来年10月10~13日に開催される。宮崎・大分ステージは最終日の13日に延岡市をスタート、佐伯市をゴールするコースで実施する。走行距離は150キロ前後を想定し、詳細なコースは今後、実行委員会や開催県で協議する。

 今年10月の24年大会には4日間で計約10万人の観客が訪れた。会見で同法人の堀江広重理事長は「来年はさらにスケールアップし、新たな魅力を発信していく」と述べた。また、延岡市の読谷山洋司市長は「大会の成功に向けて全力で取り組んでいく」、佐伯市の山崎吉明副市長は「市の豊かな自然や文化を国内外に伝えたい」とそれぞれ意気込みを語った。


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