カルビーと福岡県立福岡農業高(太宰府市)が共同で開発した「ポテトチップス合格する梅(ばい) うめ韓国のり風味」が完成し、12月2日、太宰府市役所で発表会があった。9日から九州・沖縄、中国、四国のスーパーやドラッグストアなどで、数量限定で販売される。
12月9日から販売
両者は2013年度から毎年、受験生を応援しようと、太宰府市の梅を使ったポテトチップスを販売している。今回、開発に関わったのは3年生11人。同社員から商品開発の知識を学びながら、味の組み合わせやパッケージデザインを考案した。韓国のりのほかにかつおぶしも加え、香り高くすっきりとした味わいに仕上げており、生徒たちは梅の収穫や加工にも携わった。
発表会には楠田大蔵市長も参加。3年の生徒(17)は「バランスが良く、飽きのこない味にできた。受験生が一息つく時に、ぜひ食べてもらいたい」と話した。