優良運転者らが運転免許を更新できる「渡辺通ゴールド免許センター」(福岡市中央区)が11月29日に業務を終え、12月16日に福岡県千代合同庁舎(同市博多区)2階に移転する。建物の老朽化に伴うもので、移転後は広さが約3倍になり、利用者の予約枠が年間で約2万人増える。
県警によると、同センターは2009年10月に商業施設「サンセルコ」地下1階に開設。福岡自動車運転免許試験場(同市南区)は市中心部から離れており、優良運転者の利便性を向上して優遇することで安全運転を促す狙いがあった。
移転後も予約制を実施。予約枠は、月~木曜が1日当たり460人から550人に、第2~4日曜が同595人から700人にそれぞれ増え、年間では約12万人から約14万人に増加する。金、土曜と第1、第5日曜、祝日と年末年始は休み。