【佐賀】嬉野に新しい温泉宿 JR九州子会社が10月開業
JR九州ホテルマネジメント(福岡市)は、佐賀県嬉野市に建設している温泉宿「嬉野八十八(やどや)」を10月1日に開業させると発表した。全客室に源泉掛け流しの温泉を備えているのが特徴で、地元産の食材やお茶を楽しめる工夫を凝らしている。
西九州新幹線の嬉野温泉駅から車で約7分に位置し、4階建ての延べ床面積約5300平方メートル。母屋棟24室のほか、離れ棟12室は全てスイートルームで開業記念プランとして料金は1人当たり税込み8万1900円(2人1室利用、夕朝食付き)から。プライベートサウナが付いた部屋や愛犬と泊まれる部屋も用意した。
地元特産の嬉野茶のいれ方講座を行うほか、地元産食材を使った料理を有田焼や伊万里焼の器で振る舞う。
JR九州ホテルマネジメントはJR九州の100%子会社で今年1月に設立。新長崎駅ビルに2024年に開業する米系高級ホテル「長崎マリオットホテル」の運営も手がける予定で、「新幹線開通でにぎわう観光需要を取り込みたい」としている。