【宮崎】移住促進へ!都城市がPR役に「ふなっしー」起用

 人口増加を目指す宮崎県都城市は、千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」を起用した移住促進キャンペーン「住めば住むほど都城」を始めた。知名度の高いふなっしーが出演した独自の動画公開などを通じ、子育て支援策や豊かな食の魅力をアピールする。


東京でのPRイベントで池田市長(左)と写真に納まるふなっしー(宮崎県都城市提供)

 都城市は独自の保育料無料化を制度化しているほか、1世帯あたり最大300万円の基礎給付金に子ども(18歳未満)1人あたり100万円を加算して給付する「移住応援給付金」の制度なども設けている。こうした取り組みを通じ、人口を10年後、増加に転じさせる方針を示している。

 キャンペーンでは、市の子育て支援制度や求人情報などを紹介する特設サイトを開設。ふなっしーが市内を訪れ、移住応援給付金の説明を受けて驚いたり、肉を味わったりする様子の動画5本(各約30秒)も同サイトで公開している。

 市はキャンペーン開始に合わせ、東京で7月13日、PRイベントを開いた。ふなっしーという名前に数字を当てると「274」となることにちなみ、池田宜永市長がふなっしーに「都城市役所内274号室」という架空の住所の特別住民票を贈呈。274人のきょうだいと市内に移住すればとの想定で2億7700万円の移住応援給付金の模擬パネルも手渡した。池田市長は「ふなっしーの目線を通じ、都城の子育ての良さや移住支援のお得感を感じてほしい」としている。

 特設サイトはこちらから


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