【熊本】バス180円均一 熊本市中心部で5社が導入へ
市電と統一の料金
熊本市の路線バス5社は7月24日、熊本市電が走る市中心部のバス料金を市電の運賃と同じ180円均一にする方針を明らかにした。計画が国に認可されれば、値上げを予定している10月に合わせて導入する。独占禁止法の特例法の適用を受ける見通しで、広島市に続いて全国2例目となる。
5社でつくる共同経営推進室によると、対象は市電の田崎橋と新水前寺駅前、上熊本の3電停をつなぐ路線と並走する区間。乗降が区間内で完結すれば180円とする方針。
現在の料金は160~280円で、180~330円に値上げ予定だった。利用増や乗り継ぎの改善につなげる。年間1200万円の増収を見込むという。