【佐賀】被災農家を支援 9月9~11日ボランティア募集
7月の大雨災害で被災した農家を支援するため、佐賀県唐津市とJAからつは共同で災害ボランティアを募集している。9月9、10日は同市浜玉町平原地区で、同11日は同市七山西木浦地区でそれぞれ農業施設や農地の土砂やがれきを除去する。各日とも15人程度を募っている。
市農政課によると、市内での農業被害は浜玉地区で217件、七山地区で123件を確認している。「ボランティアの手を借りる場所は重機が入りにくく、人力で復旧作業を行うしかない農地。早期の農業再開に向けてご協力をお願いしたい」と同課。
ボランティアは各日とも午前9時、JAからつ本所(佐賀県唐津市浜玉町浜崎)に集合。現場との間は同JAの車両が送迎する。作業時間は午前10時~午後3時を予定している。9日は小ネギ、10日はミカン、11日はスモモを栽培する農地という。
長袖、長ズボン、長靴姿で作業に当たり、軍手や帽子、熱中症対策グッズは参加者各自が用意する。スコップなどの道具や1人1本(500ミリ・リットル)の飲料は市や同JAが用意する。
作業日の前日までに各自がボランティア保険に加入する必要がある。問い合わせは市農政課(0955ー72ー9128)へ。