【宮崎】JAL宮崎-福岡線60周年 宮崎空港で記念式典

 日本航空(JAL)グループの宮崎―福岡線が10月16日、就航から60周年を迎えた。宮崎空港(宮崎市)では午前11時45分発の福岡行き3626便の出発に合わせてセレモニーがあり、JALグループのスタッフが「おかげさまで就航60周年」と書かれた搭乗証明書などを乗客に贈呈し、出発する機体に手を振って見送った。


横断幕を掲げ、飛行機を見送るセレモニーの出席者ら(宮崎空港で)

 宮崎―福岡線は現在、JALグループを含む3社が1日に13往復を運航しており、宮崎県によると、2022年度、計42万6473人(前年度比70.4%増)が利用。コロナ禍前の18年度の53万7819人には届かないが、宮崎と福岡をビジネスや観光で行き来する人の重要な交通機関の一つとなっている。JALグループでは宮崎―福岡線で1日7往復を運航している。

 セレモニーに出席したJALの鳥取三津子専務は「これからも素晴らしい宮崎の地にお客様に来ていただけるよう、利便性を追求する最大限の努力をしたい」とあいさつ。故郷の広島に帰省する際に宮崎―福岡線を利用するという河野俊嗣知事は「宮崎と交通の要所である福岡をつなぐこの路線は、経済効果や情報発信効果において大変大きなものがある」と述べた。


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