俳優が間近に! 「北九州国際映画祭」開幕でファン笑顔

 「北九州国際映画祭」が始まった12月13日、北九州市小倉北区の小倉城天守閣前広場で行われたセレモニーでは、上映作品の監督や出演者らが次々と登場し、駆け付けた市民や映画ファンらと華やかに開幕を祝った。


俳優陣からサインをもらう市民ら

 出演者らはそれぞれ映画祭のロゴマークと同じ水色のカーペット上をゆっくりと進み、ステージに上がった。同市出身で映画祭アンバサダーを務める俳優リリー・フランキーさん(60)は「ただ映画を見るだけでなく、外から来るお客さんを皆さんでおもてなしすることで映画祭が長く続いてくれれば」とあいさつした。

 今年5月のカンヌ国際映画祭に出品され、今回も上映される同市オールロケの「逃げきれた夢」に出演した吉本実憂さん(26)は「大好きな映画と地元の北九州が融合した映画祭が行われ、すごくうれしい。ぜひ映画を見に来てください」と呼びかけた。

 その後、出演者らはファンと握手をしたり、サインの求めに応じたりして会場を盛り上げた。

 八幡東区の原三代子さん(70)は「こんなに間近で俳優さんと触れ合える映画祭はすごい」と笑顔。セレモニーに参加し、「逃げきれた夢」に主演した光石研さん(62)のファンという東京都府中市の会社員舟生崇紘さん(40)は「映画を見るだけでなく、時間があればロケ地も巡りたい」と語った。

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