【大分】情熱的な「龍」揮毫 別府のホテル

 新年を祝う書道パフォーマンスが1月2日、大分県別府市の「別府温泉 杉乃井ホテル」であり、県内を中心に国外でも活動する書家・三重野文緒さんが、高さ約2メートルのパネルに今年の干支(えと)「甲辰(きのえたつ)」にちなんで「龍」の文字を揮毫(きごう)した。

書家・三重野さん「1年の始まりにふさわしく」


揮毫する三重野さん

 2023年1月下旬に開業した同ホテルの旗艦棟「宙(そら)館」が迎える初めての正月で、「新春書道パフォーマンス2024」と題して企画された。

 別府湾が一望できる同館のロビーで行われ、筆をとった三重野さんは三味線の演奏に合わせて力強く「龍 情熱の龍翔け昇れ」としたためた。パフォーマンスが終わると、見守った宿泊客約40人からは大きな拍手が起こった。

 三重野さんは「1年の始まりにふさわしいように情熱的に書いた。良い1年を過ごせるよう、(書を見て)気持ちを高めてもらえれば」と話した。


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