【山口】光市の「開運イチョウカード」 1月13日に販売

 山口県の光市観光協会は1月13日午前9時から、同市束荷(つかり)の伊藤公記念公園にあるイチョウの葉を使った「開運イチョウカード」1241枚を園内の伊藤公資料館と同市室積村の冠山総合公園売店で販売する。県内外から購入希望者が訪れる恒例行事で、今年も即日完売する見通し。

限定1241枚 今年も即日完売!?


販売される開運イチョウカード

 名刺サイズのカードには、市出身の初代首相・伊藤博文(1841~1909年)の肖像画を印刷した台紙と、2023年11月に地元の園児らが集めた葉がラミネート加工されている。合併前の旧大和町で広まっていた、「公園のイチョウの葉を財布に入れると金運が上がった」といううわさ話にちなんでいる。

 伊藤の生誕年に合わせて1841枚を作製し、このうち30枚は肖像画の襟のバッジが金色の特別製。予約分の600枚はすでに完売した。

 地元の束荷神社で1月9日、開運祈願の神事が開かれ、参列した園児がカードを披露。協会の松原真喜雄会長は「カードを手にした人が金運だけでなく、健康な一年を過ごせるようにという願いも込めた」と話した。

 1枚500円で、来場者多数や荒天の場合は販売の開始時間を早める。問い合わせは協会(0833ー48ー8686)へ。


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