【佐賀】唐津にコンテナホテルが1月末開業 避難所にも

 千葉県市川市の「デベロップ」(岡村健史社長)が全国で展開するコンテナホテル「HOTEL R9 The Yard」が佐賀県唐津市山本に1月31日、オープンする。佐賀県内では、2020年5月の江北町に続いて2例目。災害などの場合には「レスキューホテル」としてトレーラーで移動させ、避難所の役割を担うことができる。唐津市と同社は19日、災害協定を締結した。

災害時は「レスキューホテル」に


タイヤがあり、災害時には移動させることも可能なコンテナ型ホテル

 国道203号に面し、JR山本駅から徒歩5分の場所に開設。1室13平方メートルで、ダブルベッドの部屋33室(1人1泊6200円から、2人利用で1泊8700円から)、ツインベッドの部屋5室(1人1泊6200円から、2人利用で1泊9700円から)。

 ユニットバスやテレビ、冷蔵庫、電子レンジなどを各部屋に備えている。コインランドリーや自動販売機の機能を持たせた別棟も敷地内にある。


コンテナホテルの説明を聞く峰市長(左から2人目)ら

 唐津市の峰達郎市長は、県内で今秋開催される国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会を引き合いに出し、「市内のホテル数が足りていない、と指摘される中、開業はありがたい。非常時にも心強い」と話した。


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