【山口】猫と狐の「コラボ御朱印」授与 萩・雲林寺など

 忠義の猫伝説で知られる山口県萩市の雲林寺と、狐(きつね)ゆかりの島根県津和野町・太皷谷(たいこだに)稲成神社が、それぞれ猫と狐のイラストが入った「コラボ御朱印」を授与している。3月19日までの期間限定。

3月19日までの期間限定


猫の絵馬をあしらった雲林寺の御朱印(画像はいずれも津和野町観光協会提供)

 寺には、江戸時代初期、亡くなった主君の後を追って自刃した忠臣の飼い猫が、飼い主の墓前から離れず死んだという逸話が残る。一方、稲成神社では狐が神の使いとされている。

 社寺を巡り、萩―津和野間の観光を楽しんでもらおうと、津和野町観光協会が毎年この時期に企画。デザインはともに雲林寺の角田慈成住職が手掛けている。


狐の絵馬をあしらった太皷谷稲成神社の御朱印

 御朱印はいずれも紙製で、縦14.8センチ、横20センチ。寺の御朱印には猫の顔の絵馬を、神社の御朱印には狐の顔の絵馬を描いた。

 いずれの御朱印にも、右端に狐と猫、津和野町のコイのイラストが「きつねこい」の文言とともに小さくあしらわれている。

 角田住職は「猫と狐、両方の御朱印で福を招いてほしい」と話している。

 1枚500円。猫柄は雲林寺、狐柄は神社でのみ授与する。問い合わせは津和野町観光協会(0856-72-1771)へ。


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