佐賀県唯一の百貨店「佐賀玉屋」(佐賀市)は2月15日、本館を建て替え、百貨店やホテルが入る複合施設を2026年12月に開業すると発表した。老朽化に伴い、24年6月末で営業を終え、25年6月に着工する。施設の完成後、南館も建て替える。
新施設は2026年12月開業
新たなビルは地上10階建てで、1~4階は百貨店やテナントが入り、イベントのスペースも設ける。5階以上は家族ら向けのホテルにする。山越悠登社長(45)は記者会見し、「佐賀のシンボルであり続けるよう力を尽くしたい」と述べた。
佐賀玉屋は1月、自主再建を断念し、京都市の不動産会社「さくら」が経営権を継承した。