【宮崎】巨人一軍が那覇へ 宮崎空港でファンら見送り

 プロ野球・読売巨人軍の一軍が宮崎市から那覇市に移動した2月15日、宮崎空港ではファンや関係者らが選手たちを見送った。


宮崎空港を出発する選手ら

 出発ロビーでは読売巨人軍宮崎協力会が「めざせ日本一! 頑張れ!!」と書かれた横断幕を掲げ激励。岡本和真選手や戸郷翔征選手らスーツ姿の選手が引き締まった表情で搭乗口に向かった。ファンらに手を振って応じる選手の姿もあった。

 見送った宮崎市の男性(73)は「球団創設90周年の節目に日本一になり、また戻ってきてほしい」と話していた。

三軍は来年も都城で 3年連続

 宮崎県都城市は2月15日、プロ野球・読売巨人軍三軍の春季キャンプが来年も市内の高城運動公園で行われることが決まったと発表した。市内での実施は3年連続となる。巨人側から打診があったといい、池田宜永市長は市役所での記者会見で「評価していただいたことは大変ありがたい」と述べた。

 巨人は昨年2月、巨人として49年ぶりとなる都城市でのキャンプを行い、三軍の選手たちが汗を流した。今年も一、二軍は宮崎市、三軍は都城市に分かれて2月1日にキャンプイン。三軍は28日までの予定で同公園でキャンプに励んでいる。

 都城市では千葉ロッテマリーンズも来年から二軍春季キャンプと、秋季キャンプを行うことが決まっている。市プロ野球キャンプ協力会の堀之内芳久会長は「2球団のキャンプとなればさらに盛り上がる。喜んでもらえるよう、宿泊先や食事などを整えておもてなししたい」と話した。


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