【山口】「利き酒列車」の乗客募集! 岩国の地酒を堪能

 山口県岩国市の錦川鉄道は、市内の酒蔵の日本酒を飲み比べながら錦川清流線の旅を楽しむ「利き酒列車」の乗客を募集している。運行は3月22~25日で、各日とも定員は50人。

 2013年に始まった人気企画で、今回が21回目。「雁木(がんぎ)」(八百新酒造)、「五橋」(酒井酒造)、「金冠黒松」(村重酒造)、「金雀(きんすずめ)」(堀江酒場)、「獺祭(だっさい)」(旭酒造)を各1合と、市内の老舗料亭の特別弁当を味わいながら錦川周辺の眺望を楽しむ。乗車記念グラス付きで、料金は乗車賃(往復分)を含めて8000円。

 午後0時25分に岩国駅発の臨時列車に乗り、終点の錦町駅まで約1時間半かけて移動。普段は停車しない、滝や眼下の錦川を一望できる「清流みはらし駅」にも下車できる。帰りは定期の列車で戻る。参加者は観光用トロッコ遊覧車「とことこトレイン」にも、通常より600円安い往復1000円で乗車できる。

 錦川鉄道は「日常の騒がしさを忘れられる小旅行を楽しんでほしい」とPRしている。問い合わせは同社(0827ー72ー2002)へ。


advertisement