【山口】由宇練習場30周年を祝う カープ二軍の本拠地

 プロ野球・広島東洋カープの二軍本拠地「由宇練習場」の開設30周年を祝う記念碑の披露式が3月3日、山口県岩国市由宇町の現地で行われた。球団関係者ら約100人が出席し、チームの一層の飛躍を願った。

感謝刻む記念碑を披露


記念碑を除幕した松田オーナー(左)ら

 同練習場は1993年の開設。当時の広島市民球場(広島市)と比べても規模が大きく、サブグラウンドやピッチング練習場を備え、国内屈指の広さを有していた。

 記念碑は高さ1.36メートル、幅65センチで、練習に励む選手のレリーフを正面に施した。背面には「この地で若鯉が野球と向き合った三十年を感謝とともに記念する」と刻んでいる。

 松田元・オーナーらの除幕で碑が姿を現すと、大きな拍手が起こった。来賓の福田良彦・岩国市長は「カープのますますの活躍を祈念します」とあいさつ。取材に応じた高信二・二軍監督は「この地でスケールの大きい選手をつくっていきたい」と話した。


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