【佐賀】伊万里の婚礼事業者と「七夕の里」小郡市が協定

 「七夕の里」として売り出している福岡県小郡市は、ウェディング事業を手がける佐賀県伊万里市の「アイ・ケイ・ケイホールディングス」と地域社会の発展や市民サービス向上に関する包括連携協定を結んだ。


協定を結んだ加地市長(左)と金子会長兼社長CEO


 小郡市には、織姫を祭る七夕神社(媛社(ひめこそ)神社)があり、プロポーズにふさわしいロマンチックなスポットとして、NPO法人・地域活性化支援センター(静岡市)が認定する「恋人の聖地」に選ばれている。市内にはほかにも七夕関連のスポットがあり、市がPRに力を入れている。

 同社から昨年秋、「『七夕の里』というキーワードがカップルにとって響きがいい」などと協定締結の申し出があった。

 協定に基づき、七夕の里や恋人の聖地に関するプロジェクト、婚姻届を提出するカップルへのサービス向上などで協力する。第1弾として、同社に依頼し、市のホームページなどで活用する宣材写真を市内の観光地で撮影してもらう予定。

 2月上旬に市役所で行われた締結式で、加地良光市長は「恋人の聖地、七夕の里としてのブランディングに磨きをかけたい」とあいさつ。同社の金子和斗志会長兼社長CEO(最高経営責任者)は「小郡市の経済活性化のため、一生懸命取り組みたい」と話した。


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