【大分】1万円の「顔」永遠に!中津駅にモザイクアート
1万円札を描いた巨大なモザイクアートが3月17日、福沢諭吉のふるさと、大分県中津市のJR中津駅北口にお目見えした。
縦約2.1メートル、横約4.5メートルで、1センチ四方のタイル9万4128枚を使っている。1万円札の「顔」として約40年間、国民に親しまれた諭吉の功績を後世に伝えようと、NPO法人中津まちづくり協議会(理事長=仲浩・中津商工会議所会頭)が岐阜県多治見市の業者に制作を依頼した。費用は約100万円。
歴史年表と寄贈の経緯を記した銅板と、諭吉の著書「学問のすゝめ」に収められた文章を紹介する横断幕も同時に設置した。
1万円札の肖像は2024年7月、実業家の渋沢栄一に交代する。除幕前の式典で、仲理事長は「肖像が代わっても、中津を訪れる方々が福沢先生を忘れることのないよう、しっかりPRしていこう」と呼びかけた。