【宮崎】「健幸の窓口」を小林市が開設 健康で幸せに!

 宮崎県小林市は3月19日、運動促進や健康増進に関する情報を一元化して発信する「健幸(けんこう)の窓口」を、市保健センターなど5か所に開設した。

5か所 運動促進など情報発信


「健幸の窓口」をPRする関係者ら

 5か所はほかに、市社会福祉協議会と3か所の地域包括支援センター。生活支援コーディネーターや保健師、管理栄養士が窓口を担当する。

 市内の公民館や体育館などで行われる体操やサロン、囲碁、カラオケなどの場所や日時、連絡先をまとめた冊子を配布し、運動をしたいが踏み出せなかったり、無関心だったりする市民を引き込み、健康で幸せな地域づくりを広げたい考え。こうした情報はこれまで各種団体がそれぞれ発信していたという。


宮原市長(左)から冊子やのぼり旗を受け取る「健幸の窓口」の関係者ら

 小林市は2019年度に健幸のまちづくり基本方針を定め、アプリを活用してウォーキングを推進するなどしてきた。今年度は国の地方スポーツ振興費補助金約850万円を活用して健康教室を開催しており、窓口もその一環で設けた。

 市役所で行われた開設式で、宮原義久市長は窓口に携わる関係者に冊子やのぼり旗などを手渡した。市社協生活支援コーディネーターの中窪悠矢さんは「市民が明るく、生きがいを持ち、健やかで幸せな毎日を送れるよう活動したい」と話していた。


advertisement